超音波表面弾性波方式「SAW」は、抵抗膜方式の低い透過率を解消して、明るく視認性を良くするために開発されています。
フィルムや透明電極を画面に張り付けない構造で90%以上の高透過率、表面のガラスによって静電容量方式以上の耐久性や耐傷性を確保しタッチ寿命は5千万回以上、手袋で入力も可能です。また、タッチ表面はクリア、アンチグレア、強化ガラスに対応が可能となっています。

対応可能サイズ : 10.4 ~ 42型

超音波表面弾性波方式「SAW」

超音波表面弾性波方式
特徴としては、フィルムや透明電極を画面に張り付けない構造なので透過率が高い。表面のガラスによって静電容量方式以上の耐久性や耐傷性が確保できる。万が一、表面に傷が付いてもタッチ操作の検出が行える(静電容量方式では表面の傷で信号が途絶えることがある)。構造上、経時変化や位置のズレが発生せず、高い安定性と長寿命が得られるなどがあります。

  • 90%以上の高透過率
  • ガラス一枚の構造で、表面に傷に強い高耐久性
  • タッチ寿命は5千万以上
  • 手袋入力可能
  • タッチ表面はクリア、アンチクレア、強化ガラスに対応可能
  • 対応可能サイズ:10.4~42型

超音波表面弾性波方式「SAW」の仕様

タッチパネル部仕様とコントローラ部仕様をご確認ください。

タッチパネル部仕様

項目 内容
タッチ表面材質 3mm or 4㎜ガラス、6㎜強化ガラス
タッチ部表面処理 クリア、アンチグレア
入力スタイラス 指、手袋
透過率 90%以上
タッチ部表面硬度 モース7H
動作寿命 5千万回
使用温度範囲 -20℃~+50℃
保存温度範囲 -40℃~+70℃
湿度 40℃、90%RH (結露無きこと)
対応可能サイズ 10.4~42型

コントローラ部仕様

項目 内容
入力電源電圧 +12VDC 通常11~13VDC
*5Vのコントローラを選択可能
電流 95mA (通常値12VDCの場合、1.2W)
インターフェース シリアルRS232 通信速度9600 USB1.1
タッチ精度 標準的な誤差は2㎜未満
タッチ反応速度 10.4ms
動作荷重 <80g以下(約0.78N)
EMI EN55022に対応
ESD 接触放電4KV、気中放電8KV
(EN 61000-4-2基準)
難燃性 94V0
使用温度範囲 0℃~+65℃
保存温度範囲 -20℃~+85℃
湿度 40℃、90%RH (結露無きこと)
安全規格 CE FCC UL

用途

超音波表面弾性波方式「SAW」の用途は、医療分野、アミューズメント・カジノ、公共端末(KIOSK)、監視システム、金融端末などがあります。

医療分野

  • 表面が清潔感がある
  • 光透過率が高いので画質を損なわない
  • ゴム手袋でタッチ可能

アミューズメント・カジノ

  • 光透過率が高いので画質を損なわない
  • 耐久性が優れている
  • 静電気の影響を受けない
  • 大型でも対応可能

公共端末

  • 表面が清潔感がある
  • 光透過率が高いので画質を損なわない
  • 板金筐体の影響を受けない

監視システム

  • 高信頼性
  • 湿度変化、温度変化の影響を受けにくい

超音波表面弾性波方式とは

超音波表面弾性波方式とは、パネル隅のX/Y発信子からそれぞれの表面弾性波を発信し、反射アレイによってパネル上に行き渡り、X/Y受信子に戻ります。タッチすると、タッチ部分の超音波が減衰します。コントローラはその部分の超音波信号の変化を座標で計算し、タッチ位置を検出します。押圧を検知するのでZ軸方向のデーターも検出可能です。構造はガラス一枚なので、透過率が高く、耐久性・耐傷性も優れています。表面弾性波方式や超音波方式とも呼ばれ、単体の液晶ディスプレイ以外ではPOSやATM、キオスク端末など、公共スペースでも広く使われています。

超音波表面弾性波方式の解説図

取扱い製品情報

弊社が取扱いますタッチパネル製品は、国内外メーカーの製品を厳選し、それらの製品を日本国内で最終品質検査及び、販売後のアフターサービスを行っており、品質・サービスを通してお客様から信頼を頂いております。

「超音波表面弾性波」、「抵抗膜」、「投影型静電容量」、「赤外線走査」、「投影型赤外線」の各種タッチパネルを取り扱っています。製品価格や技術的なご質問は、お電話か問い合わせフォームより、まず弊社営業担当までご連絡ください。カスタム対応やソリューションのご提案もお任せください。

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